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オペラ、誕生!

1月に音楽堂で行われます オペラ『オルフェオ』 は
今から400年前の1607年、北イタリアのマントヴァ宮殿で初演されました。

物語は…
神話の時代、ギリシア北部のトラキア地方。
トラキアの野で、結婚の喜びに浸るオルフェオと新妻のエウリディーチェ。
しかし、エウリディーチェは毒蛇にかまれて命を落としてしまう。
あまりの悲運にオルフェオは呆然となるが、やがて、妻を帰してくれるよう、冥界の王に嘆願しようと決心する。
「希望」に導かれて冥界の入り口にたどり着いたオルフェオは、三途の川の渡し守にさえぎられるが、音楽の力で彼を眠らせて川を渡る。
オルフェオの竪琴の音に感動した王は、エウリディーチェを帰すことにするが、そのためには地上に出るまで彼女を振り返ってはならないと、条件を付ける。
しかし、オルフェオは振り返ってしまい、彼女はたちまち消えうせてしまう。
独り地上に戻って嘆き悲しむオルフェオの前に、父アポロが現れ、地上の幸せははかないもの、真の幸せは天上でしか得られないと言って、オルフェオを天上に連れて行く。
と、言うストーリー。

愛する者の死を覆したいと願うのも、そのために勇気をふりしぼって黄泉の国へ向かうのも、愛の力があればこそ。
しかし、禁じられたのについ振り向いてしまうのも、愛ゆえの心の弱さ…。
私たちのいったい誰が、振り向かずに生還できるでしょう…?
イザナギ、イザナミの日本神話を連想させるオルフェオの物語は、今の私たちの中に生き続ける、普遍的な人間のドラマです。

イタリアの大作曲家モンテヴェルディは、当時の先端をいく情感豊かな音楽で、この普遍的なドラマをみごとに表現し、実質的な《オペラの誕生》を告げたのでした。

物悲しいストーリーとは裏腹に?音楽はとても美しく、また象徴的で一度聴いたら忘れられません。
私もふと気付くと口ずさんでいることが…
人類普遍の寓話を美しい音楽とともに、是非お楽しみください。(花)


音楽堂バロックオペラ『オルフェオ』プロローグと5幕
2008年 1月19日(土)、20日(日)15:00 開演(14:00開場)14:30プレトーク
S席 9,000円 A席 7,000円 B席 5,000円 学生席 2,000円(全席指定) 発売中

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2007年09月19日 14:50に投稿されたエントリーのページです。

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