今回の「音楽堂で聴く雅楽」公演は、KAATの開館をお祝いして、新殿のお祝いの折などに舞われる『賀殿』や佐々木冬彦さんの新曲など、祝祭的な意味が込められたプログラムを選びました。
その舞台に文字通り花を添えてくださったのが假屋崎省吾さん。
この赤い木材は、一体なんでしょう?
しかも、やけに多いんですよね
どんな設えになるのでしょうか。。。
オンシジュームの文字が見えたので、取り急ぎ照明スタッフに「黄色い花が生けられる」ことを伝えました。



これは、雅楽のことを全く知らない私が設営後に伺った話なのですが、舞楽の際、大太鼓(だだいこ)という直径2メートルもある巨大な太鼓を左右一対で配置するとのこと。
今回の音楽堂公演には登場しなかったのですが「假屋崎さんの設えは、大太鼓を彷彿とさせる」と、関係者の方がおっしゃっていました。
雅楽の入門書をひもとくと、雅楽の世界観では、音楽や舞は自然界の森羅万象(季節、方位、色、神獣などなど)と呼応しあって宇宙の秩序が成立している、と考えるようです。今回取り上げた『賀殿』は壱越調の曲で、それに対応する色はなんと「黄色」。
假屋崎さんも、そこまではご存じ無かったようですが、大太鼓を思わせる設えやオンシジュームの黄色など。。。知らず知らず公演にピッタリの選択をされていたのですね。
公演も終わり今更なのですが「雅楽のことが知りたい!」と、思いました。(花)