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2012年02月 アーカイブ

2012年02月24日

♪♪♪ 子ども版 音楽堂建築見学会 @ 音楽堂 ♪♪♪

質問です! さて、これはなんでしょう?答えは一番最後に!(^^♪

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☆☆☆☆☆ 子ども版・音楽堂建築見学会を行いました!  ☆☆☆☆☆ 

2月23日木曜日、雨のち曇り...。子どもたちに音楽堂のことや音楽について知ってもらう試みとして「こども版 音楽堂建築見学会」を開催いたしました!当日は、横浜市立本町小学校の3年生113名と横浜市立一本松小学校の3年生49名が参加。雨の中、すごく寒かったと思うけど学校から歩いて来てくれました。ありがとうございます!

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さて、第一部は、音楽堂の謎をめぐるツアーです。

まず最初に、音楽堂が58年前にどのように作られたかを映像で少しだけ見てもらい、その後に、三つのグループに分かれてツアーに出発。舞台袖、楽器庫、オーケストラピット、楽屋等を、音楽堂のスタッフの解説を聞きながら見学しました。みんな!よくわかったかな??

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で、第二部です。

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第二部はミニ・コンサート。2月1日に行った大人向けの「音楽堂建築見学会」の折、“音響テスト”と称して登場したカウンターテナーの彌勒忠史さんとリュートの演奏者高本一郎さんが再登板です。

弥勒さんはまるで歌のお兄さんのように子どもたちに優しく語りかけ、とっても和やかなスタートとなりましたが...しかし、彌勒さんが歌った瞬間、子どもたちからどよめきが!やはり彌勒さんの声には誰も(羊もです)が驚くようです。男の人とは思えない美しい高音なんですから。
プログラムは、テオドーロ・コトラウの「サンタ・ルチア」、ルイジ・デンツァの「フニクリ・フニクラ」とエドゥアルド・ディ・カプアの「私の太陽よ(オー・ソレ・ミオ)」。彌勒さんの美し歌声に高本さんのリュートが優美な音色で寄り添い、歌を優しく包んでいました。

「フニクリ・フニクラ」では、子どもたちも一緒に合唱。子どもたちの中には、カウンターテナーを真似して歌う子もいました。また、「オー・ソレ・ミオ」では、ホールの一番後の座席まで移動して聞いてもらいました。マイクなしでもこんな後ろまで声が響いてくることに、子どもたちはびっくり顔でした。
1時間という短い時間ではありましたが、学校では習うことのない音楽体験になったのではないかと思います。“もしかしたら、この子たちから未来のオペラ歌手が生まれるかも!?”と思いながら、子どもたちを見送った羊でした。 (飛ぶ羊)

                  ☆☆☆ おしまい! ☆☆☆

答え:左の写真(コンクリートの柱についている木目/右の写真(オーケストラピットの一部分)

2012年02月22日

♪♪♪ 東京クヮルテット演奏会 ♪♪♪ 

本日は思いがけぬ雪に見舞われましたが、先週の21日はまるで春のような陽気でしたね。寒さの中で縮こまっていた気持ちも、春のツクシのように、“にょきにょき”と芽生えてきた感じ。そしてその夜の東京クヮルテット演奏会も、小春日和の夜にふさわしいコンサートでした。

ところで、前回東京クヮルテットが音楽堂で演奏したのは1997年の第4回神奈川芸術フェスティバルだったそうです。なんと15年前です!光陰矢のごとし(羊には、光陰新幹線のごとし、ですかねぇ....)...。

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プログラム見つけちゃいました!池田さんと磯村さんのお若いこと!

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演奏曲は、ハイドンの弦楽四重奏第81番、バルトークの弦楽四重奏第3番とベートーヴェンの弦楽四重奏第15番。

初めのハイドンの第81番は、特有の優雅かつ華やかな第1楽章、和声の綺麗な第2楽章と続き、それぞれの楽器(全部ストラディヴァリウス!)のハーモニーの美しさが音楽堂に甘美な空間をかもしだし、聴衆をぐいぐいと演奏に引っ張っている感じでした!

特に羊が個人的に凄いなぁ~と思ったのは、2曲目のバルトークでした。演奏時間が約15分ほどの短い四重奏でしたが、その凝縮された不協和音(初めてストラヴィンスキーの「春の祭典」を聴いたような...)と、各パートが重なり合いながらリズムを取っているのに全くぶれない、まさに「阿吽の呼吸!」の演奏で、お客様の心をつかんでいました。

後半演奏されたのが、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏曲第15番。冒頭は闇を引きずるような重い空気を感じさせましたが、楽章が進むにつれて光明が射してくるような作品でした。死の2年前に作曲されたそうで、本人が最後に行き着くであろう闇の世界(人生の終焉)から、生きる希望(神に祈るのではなく、自分自身が本分を尽くし生き抜いた先にある真理、というような感覚...かな?)を見出したのではないでしょうか。

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アンコール曲は、リーム作曲 Between the lines とハイドン作曲 弦楽四重奏曲作品64‐4より第2楽章でした。演奏が終了するとともに観客から割れんばかりの大拍手!(すごかった!) 本当に素晴らしい演奏会でした。

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撮影:青柳聡


終演後のサイン会も大盛況。夜遅い時間にもかかわらず沢山のお客様に快くサインをしてくださいました。東京クヮルテットの皆さん、本当にありがとうございました!
その夜は、その日に聴いたベートーヴェンの第3楽章を口ずさみながら紅葉坂を飛び跳ねて帰宅した羊でした(大変危ないので、皆さんは真似しないでください。m(__)m )。
(飛ぶ羊)

2012年02月15日

平塚盲学校に行ってきました!(^o^)/

当日雨が降るのではないかとドギマギしていましたが、今回も同行した♪♪♪館長♪♪♪ の神通力?で当日の平塚は"晴れ"でした!神様ありがとう!

さて、今回は、パーカッショニストの神田佳子さん、平野有希子さんと若鍋久美子さんと一緒に神奈川県立平塚盲学校に訪問させていただきました。学校創立は、なんと明治43年(1910年)で、今年で創立101年の歴史ある学校した。幼稚部から高等部までの児童生徒75人が学んでいます。羊は盲学校に訪問するのはこれが初めて。校内がとても静かなことにまず驚かされましたし、打ち合わせの折に担当の先生方からこんなご注意を受けたことも印象的でした。

①学校内の廊下は右側通行。
②廊下で立ち話をしてはいけない。
③廊下に物を置いてはいけない。
④点字ブロックの上に物や車を置いてはいけない。
⑤大声を出してはいけない。

生徒さんたちは、廊下を歩くとき、右手で右側にある壁などに触れて位置を確認しつつ歩いており、その行く手に、予測できない人や物があるとぶつかってしまって危険、というわけなのです。
視覚障害を持つ子ども達は、手で触れたり聴覚を使ったりして、その場の環境を知るのだ、ということに、羊は今更ながら気付きました。我々ひとりひとりが、何も考えずに行っている行動が、視覚障害の子どもたちにどんな不便さを与えてしまうかについて、改めて考えさせられました...。(反省)

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さて、午前中の授業は幼稚部と小学部の子どもたちが対象です。プロの打楽器演奏を聴いたあとは、楽器に触れたり、音を出してみる体験を行いました。アンコール曲の「さんぽ」では、こどもたちも演奏に合わせ嬉しそうに踊ってくれました。

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午後の授業は、視覚障害以外の障害も持つ小学部から高学部の児童・生徒たちが、神田さんたちの演奏を楽しみました。もちろん楽器に触ってみるコーナーもありました。

午前と午後の授業の中で子供たちがとっても興味津津だったのは、「かえるの木魚」とマリンバでした。「かえるの木魚」は、背中にあるぎざぎざを木の棒でこすると、"♪けろけろ、けろけろ♪”と、鳴くのが面白かったようで、神田さんたちと子供たちによる「かえるの歌」のセッションはとっても和やかな雰囲気でした。

また、授業の終了後に神田さんの計らいで、子供たちひとりひとりがマリンバの鍵盤をたたいたり触れたすることができました。プロが使う大きなマリンバに触れてみて、子供たちは色々なことを感じてくれたようです。「これ(マリンバ)いくら?」と、神田さんに質問している男の子もいました。本人は本気でほしかったみたいです。(笑)

CDではなく、生きている音楽を身近で聞いてくれた子供は、音のもつ生命力を感じ取ってくれたのではないかと感じています。今回の授業が子供たちにとって素晴らしい体験になってくれたと思いつつ、木枯らしの吹く(寒!)夕焼けがなぜか奇麗だったJR平塚駅を後にした羊でした...。(飛ぶ羊)

2012年02月11日

♪ 藤原真理チェロ・リサイタル ♪

2月7日(火)に音楽堂新春特別演奏会 藤原真理チェロ・リサイタルがありました。

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演奏に楽しいトークをちりばめ、寒い夜空とは別世界のようなとっても心地よい演奏会を、ピアニストの倉戸テルさんとともに演出してくださいました。
第一部はベートーヴェンの作品が2曲並びました。演奏されたプログラムは、

★ 魔笛の主題による12の変奏曲 作品66
★ チェロ・ソナタ第2番 ト長調 作品5-2

「魔笛」が好きな羊。「魔笛の主題による12の変奏曲」を聴いて、「若き日のベートーベンが、当時最も意識していたモーツアルトの主題を選んだ胸中はどんなだっただろう?」と思いをはせました...。

第二部は、演奏されたプログラムは、

ガスパール・カサド
☆ 親愛なる言葉
エンリケ・グラナドス
☆ 歌劇「ゴイェスカス」より「間奏曲」
フランツ・シューベルト
☆ アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821

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チェロの師であったパブロ・カザルスに心をこめて書いた手紙のようなガスパール・カサドの作品「親愛なる言葉」。ゴヤの絵画から霊感を受けて作曲されたというピアノ曲「ゴイェスカス」間奏曲を作曲家したエンリケ・グラナドス。今は現存しない楽器アルペジョーネのためにオーストリアが誇る大作曲家フランツ・シューベルトが作曲した美しいソナタ「アルペジョーネ・ソナタ」...。どれも個性的な曲の選択だなと音楽堂若葉マークの羊は思ってしまいましたが、いざ聴いてみると、音楽堂の木のぬくもりとチェロとピアノの音色との絶妙なマリアージュ!その芳醇な音の香りが観客に降り注いでいるようでした。

終演後、皆さんからの温かい拍手を受け、なんと、藤原真理さんから4曲ものアンコール曲を演奏してくださいました!(拍手、拍手、拍手!)なお、演奏曲は以下の通りです。

フォーレ:シチリアーナ
ファリャ:7つのスペイン民謡より「シャンソン」と「ポロ」
サン=サーンス:白鳥

藤原真理さんありがとうございました。(飛ぶ羊)


これからも木のホールの特性を生かした室内楽公演を企画して参りますので、
みなさま、また是非音楽堂にいらしてください! 


2012年02月03日

「建築見学会 Vol.2」のご報告です。

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依然として寒冷前線は新潟近辺に停滞しており、日本海側に大雪を降らせている今日この頃。でも今日は、すこしずつ日差しが春らしく見えますね。

さて、お客様に大変好評でした「音楽堂建築見学会 Vol.1」に引き続き、Vol.2 を2月1日に行いました。今回も、藤森教授にお越しいただき、建築家や専門家の自由な視点で、この日本で最も古い公共のコンサート専用ホールの歴史と建築の魅力を再発見していただきました!

14:00から14:45までは、ホワイエ、楽屋や舞台の一部を見学できる「見学コース」にパネル等を設置して、昭和29年から横浜の発展とともに歩んできた音楽堂の姿を紹介。

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15:00より本編開始!前半のプログラムは、 藤森教授のレクチャー「ル・コルビュジエと日本の建築家」と「前川國男と丹下健三」をテーマにゲストの京都工芸繊維大学教授 松隈 洋さんとの対談が行われました。お二人から前川さんと丹下さんのエピソードが湯水のように出てくるせいか対談もヒートアップ!息のあったトークに、ご聴講の皆さんも聞き入っていました。本当にアッという間の1時間でした。
    

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撮影:青柳聡

休憩後は、前週に「聖母マリアの夕べの祈り」で美しい歌声を披露したばかりのカウンターテナー・彌勒忠史さんとリュート奏者の高本一郎さんが登場。「木のホール」の音響を体験していただくミニ・コンサートを行いました。

カウンターテナーを初めて聞いたお客様は、はじめ彌勒さんを女性の方と思ったらしく…残念がっていた方(?)もいらっしゃったみたいです。楽しいトークを織り交ぜながら、♪サンタァ~ル・チィア~♪や♪オソ~レミオ~♪を熱唱。雅びなリュートの音も、木のホールのすみずみまで届き、本当に素敵なひと時でした。ご本人は「今回は、音楽堂の音響テストで来たので、アンコール曲を用意していかなったんですよ~」とおっしゃっていましたが、お客様からの大拍手にこたえ、再度♪オソ~レミオ~♪を歌ってくださいました!ありがとうございました!  (飛ぶ羊)

2012年02月02日

モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」

先週の27日は、日本海側では記録的な大雪が降り...ここ横浜も最高気温9度/最低気温0度という寒さの中、県立音楽堂まで足を運んで下さりありがとうございした!

あの夜演奏された「聖母マリアの夕べの祈り(Vespro della Beata Vergina」は、ヨーロッパで作曲された数ある宗教音楽(キリスト教)の中で、絶対に外すことの出来ない名曲の一つと数えられ、その後のバロック宗教音楽の方向性を決定づけた曲だと担当者から聞きました。

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冒頭の歌い出しの部分からオペラの《オルフェオ》の冒頭のファンファーレ(数年前に音楽堂でお聴きになったお客様はすぐに分かったと思います)が使われ、そのきらびやかさ、モンテヴェルディならではの劇的な表現様式が巧みに組み合っていた演奏でした。さらに、演奏に当たってはグレゴリオ聖歌も挿入され、ホール内を色々な色彩(音でもいうのかな???)で埋め尽くし、まるでお花畑にいるような感じさせてくれました。

演奏後に聞いたのですが、聖歌の選択や曲順の入れ替え、ピッチなど演奏者の考えにゆだねられる部分が多い作品だそうです。ある意味では同じ演奏(録音も)はひとつも無いと言って良いそうです。吃驚!

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撮影:青柳聡

コルネットを吹いてくださっている凛々しい殿方は、指揮・音楽監督の濱田芳通さん。終演後、お客様から熱烈な拍手をいただきました。今回の演奏会に参加していただきました澤村翔子さん(ソプラノ)、彌勒忠史さん(カウンターテナー)、高橋淳さん・鹿野浩史さん(テノール)、春日保人さん・小笠原美敬さん(バス)、アントネッロ(器楽)の皆さんとラ・ヴォーチェ・オルフィカ(合唱)の皆さん、ありがとうございました。とっても素敵な夜になりました!   (飛ぶ羊)


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