先週の27日は、日本海側では記録的な大雪が降り...ここ横浜も最高気温9度/最低気温0度という寒さの中、県立音楽堂まで足を運んで下さりありがとうございした!
あの夜演奏された「聖母マリアの夕べの祈り(Vespro della Beata Vergina」は、ヨーロッパで作曲された数ある宗教音楽(キリスト教)の中で、絶対に外すことの出来ない名曲の一つと数えられ、その後のバロック宗教音楽の方向性を決定づけた曲だと担当者から聞きました。

冒頭の歌い出しの部分からオペラの《オルフェオ》の冒頭のファンファーレ(数年前に音楽堂でお聴きになったお客様はすぐに分かったと思います)が使われ、そのきらびやかさ、モンテヴェルディならではの劇的な表現様式が巧みに組み合っていた演奏でした。さらに、演奏に当たってはグレゴリオ聖歌も挿入され、ホール内を色々な色彩(音でもいうのかな???)で埋め尽くし、まるでお花畑にいるような感じさせてくれました。
演奏後に聞いたのですが、聖歌の選択や曲順の入れ替え、ピッチなど演奏者の考えにゆだねられる部分が多い作品だそうです。ある意味では同じ演奏(録音も)はひとつも無いと言って良いそうです。吃驚!

撮影:青柳聡
コルネットを吹いてくださっている凛々しい殿方は、指揮・音楽監督の濱田芳通さん。終演後、お客様から熱烈な拍手をいただきました。今回の演奏会に参加していただきました澤村翔子さん(ソプラノ)、彌勒忠史さん(カウンターテナー)、高橋淳さん・鹿野浩史さん(テノール)、春日保人さん・小笠原美敬さん(バス)、アントネッロ(器楽)の皆さんとラ・ヴォーチェ・オルフィカ(合唱)の皆さん、ありがとうございました。とっても素敵な夜になりました! (飛ぶ羊)