公演情報

オペラ

開館65周年記念 音楽堂室内オペラ・プロジェクト

ヘンデル『シッラ』全3幕
ファビオ・ビオンディ指揮 エウローパ・ガランテ
George Friedrich Haendel: opera "Silla" in 3 acts, HWV 10
by Fabio Biondi & Europa Galante

イタリア語上演/日本語字幕付 日本初演  ※休憩2回

公演日時: 2020年02月29日(土)~2020年03月01日(日)  14:00開演 (13:00開場)  

ビオンディとエウローパ・ガランテが再び音楽堂で伝説の幕を開ける!

 熱狂を生んだ『メッセニアの神託』から5年。着々と様々なオペラのレパートリーに挑むビオンディとエウローパ・ガランテのタッグによる舞台版上演の世界初演。彼らが選んだのは、ヘンデルの「ロンドン・オペラ」の中でも最も謎が多い『シッラ』。2017年ウィーン・コンツェルトハウスの公演録音も話題の(東京エムプラス/GLOSSA盤)主要キャスト、そして『メッセニアの神託』で強い信頼関係を結んだ演出・彌勒忠史の演出ほか、気鋭のクリエーターで贈るクールジャパン・プロダクション!神奈川県立音楽堂のみでの公演です。お見逃しなく!

「シッラ」特設サイトはこちら!→

https://www.ongakudo-chamberopera.jp/

●ファビオ・ビオンディによるプレトーク 13:15
●13:15-pre talk by Fabio Biondi / 13:00-door open

神奈川芸術プレスVol150表紙・巻頭にファビオ・ビオンディ登場!トリノのビオンディ宅でのインタビュー

 

ファビオ・ビオンディから神奈川県立音楽堂のお客様へメッセージ

■関連企画開催!■

レクチャーコンサート「ヘンデルと謎のオペラ『シッラ』~古代ローマの物語」2020年1月8日(水) 14:00開演 
マスタークラス「ヘンデル声楽作品の発音と様式を学ぶマスタークラス」2020年1月9日(木) 14:00開演
舞台美術ワークショップ「音楽と美術のつながり/音楽から生まれる美術」2020年2月16日(日) 14:00開演

時代、国境、スタイルを超え、室内楽の楽しさを極限まで味わい尽くす、音楽堂の新しいプロジェクト!
初シーズンは、世界最高峰のバロック・オペラと新感覚の現代オペラの2本で開催します!
【ノーベル賞受賞】川端康成×【アカデミー作曲賞受賞】アレクサンドル・デスプラ/映画音楽界の巨匠デスプラが、アンサンブル・ルシリンのために書き下ろした新感覚オペラ『サイレンス』(フランス語上演/日本語字幕付)日本初演

◆今シーズン最大の話題になること間違い無しの2本をお得に鑑賞する
「音楽堂室内オペラ・プロジェクト セット券」発売中!
[料金]19,000円(税込/「サイレンス」一般券+「シッラ」S席の組み合わせ)
*通常購入時よりお得です(21,000円→19,000円)。*2020年1月24日(金)まで(予定枚数に達し次第終了)

プロモーション動画

 

開場/開演にあわせてJR桜木町から無料バスを運行

〔2月29日(土)3月1日(日)発車時刻〕
 ①12:45 ②13:00 ③13:15 ④13:30 ⑤13:45
※①のバスは開場時間前に、音楽堂に到着 *詳細は特設ページにて

前川建築見学ツアー in 音楽堂

前川國男設計による戦後モダニズム建築の傑作として評価される神奈川県立音楽堂。
その魅力をお伝えするべく、開場前に見学ツアーを開催します。
2020年2月29日(土)12:30開始(ショートコース)
*詳細は特設ページをご覧ください。

出演

音楽監督:ファビオ・ビオンディ(指揮・ヴァイオリン)
管弦楽:エウローパ・ガランテ
配役:
シッラ:ソニア・プリナ(コントラルト) 
   クラウディオ:ヒラリー・サマーズ(コントラルト)*
   メテッラ:スンヘ・イム(ソプラノ)
   レピド:ヴィヴィカ・ジュノー(メゾ・ソプラノ)
   フラヴィア:ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
   チェリア:マリア・イノホサ・モンテネグロ(ソプラノ)*
   神:ミヒャエル・ボルス(バリトン)*

*当初発表しておりました出演者が一部変更となりました。出演者変更に伴うチケットの払い戻し、変更は承りかねます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

演出:彌勒忠史
美術:tamako☆
衣裳:友好まり子
照明:稲葉直人(ASG)
台本・字幕翻訳:本谷麻子
舞台監督:大澤 裕(ザ・スタッフ)

<artists>
Fabio Biondi,Music Director&Violin
Europa Galante<br />Sonia rina(contralto,Silla)
Hillery Summers(contoralt, Claudio)
Sunhae Im(sorano,Metella)
Vivica Genaux(mezzo sorano, Lepido)
Roberta Invernizzi(soprano, Flavia)
Maria Hinojosa Montenegro(soprano, Celia)
Michael Borth(baritone, Il Dio)

Tadashi Miroku, Director
tamako☆, Stage Design
Naoto Inaba, Lighting Design(ASG)
Mariko Tomoyoshi, Costume Design
Asako Honya, Subtitle Interpreter
Yutaka Osawa, Stage Manager

プログラム

ヘンデル「シッラ」全3幕
George Friedrich Haendel: opera "Silla" in 3 acts, HWV 10
14:00- (13:15-pre talk by Fabio Biondi / 13:00-door open)

プロフィール

◆音楽監督:ファビオ・ビオンディ(指揮・ヴァイオリン)
イタリアのパレルモ出身。12歳でソリストとしてイタリア国立放送交響楽団(RAI)と共演し、国際的キャリアをスタートさせた。
1990年、イタリア・バロック音楽アンサンブル「エウローパ・ガランテ」を結成し活動を始める。さまざまな音楽祭に加え、ミラノ・スカラ座、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロイヤル・アルバート・ホール、ウィーン・ムジークフェライン、ニューヨークのリンカーンセンター、シドニーのオペラハウス、東京・サントリーホールなどに招待される。ソリスト、指揮者としては、サンタ・チェチーリア管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ハレ歌劇場管弦楽団、ノルウェー室内管弦楽団、モンペリエ国立交響楽団、マーラー室内管弦楽団など数多くのオーケストラと共演。2005年よりノルウェー・スタヴァンゲル交響楽団のバロック音楽のための芸術監督、2011年よりサンタ・チェチーリア音楽院の学芸員。

◆演奏:エウローパ・ガランテ
1990年、音楽監督であるファビオ・ビオンディによって設立された古楽アンサンブル。パルマのドゥーエ劇場を活動拠点とし、バロック、古典の時代に作曲された作品を当時の楽器で演奏する。バロックの器楽曲だけに限らず、ヴィヴァルディの『バヤゼット』『テルモドンテ川のエルコレ(ヘラクレス)』『メッセニアの神託』のほかヘンデルの『アグリッピーナ』『イメネオ』といったバロック・オペラ、オラトリオと、声楽を含む作品もレパートリーとしている。さらに、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院と共同で、アントニオ・カルダーラの『キリストの受難』、レオナルド・レーオの『カルヴァリオの丘の聖エレナ』のような前18世紀のイタリア・オペラの再発掘や復元に尽力している。CDのリリースも多く、ヴィヴァルディ『メッセニアの神託』の盤も含め数多くの賞に輝いている。そしてミラノ・スカラ座、サンタ・チェチーリア音楽院といったイタリア国内だけでなく、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、カナダ、イスラエル、アメリカそして南アフリカまで招かれ、世界中の一流ホールで演奏している。

チケット発売

08月31日 : かながわメンバーズ(KAme)先行発売(インターネットのみ)
かながわメンバーズ(KAme)とは?
09月07日 : 一般発売

料金

[全席指定・税込]
S席:15,000円 A席:12,000円 B席:【売り切れ】 学生(24歳以下):8,000円
*車椅子席有り(付添1名無料)
*未就学児童の入場は、ご遠慮ください。

●チケットぴあ
https://pia.jp/
0570-02-9999(Pコード145-683)
 
●イープラス
https://eplus.jp

●ローソンチケット
https://l-tike.com
0570-084-003(Lコード32511)

お得な音楽堂室内オペラ・プロジェクト セット券 発売中
●ボーダーレス室内オペラ/川端康成生誕120周年記念作品
「サイレンス」2020年1月25日(土)14時
●バロック・オペラ
 ヘンデル「シッラ」全3幕(イタリア語上演/日本語字幕付)日本初演2020年2月29日(土)、3月1日(日)
〔料金〕19,000円(税込/「サイレンス」一般券+「シッラ」S席の組み合わせ)
*予定枚数に達し次第終了。
<チケットかながわ>インターネットおよび電話、窓口のみ取扱い。

<tickets>
Tickets (All Seats Reserved)
S: 15,000yen
A: 12,000yen
B: 10,000yen
Student (Under 24) 8,000yen
*Preschool children are not admitted.
*Wheelchair positions with a complimentary Companion ticket are available: 0570-015-415
<contact>
Ticket Kanagawa

助成

一般財団法人地域創造
朝日新聞文化財団
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

託児サービス

〔託児料〕
料金:お子様1人あたり2,000円
締切:公演1週間前までに要事前予約。
お問い合わせ/お申し込み:マザーズ 0120-788-222(土日祝日をのぞく10時~12時、13時~17時)

ものがたり

【第1幕】
 ローマの広場。中央に凱旋門がある。凱旋して来た総督シッラは馬車に乗り、舞台に広がる行列の中心にいる。シッラが馬車を降り、妻のメテッラと護民官レピド(レピドゥス)に迎えられる。彼らから祝辞を受けた後、シッラはローマに独裁政治を樹立する決心を知らせる。メテッラとレピドは彼の明らかな野心に恐怖を覚えるが、護民官は、彼の妻がそれを抑えることができるだろうとほのめかす。
 メテラが立ち去ると、レピドは妻のフラヴィアに会う。フラヴィアは、この国が怪物によって灰燼に帰す幻影を見たことをおののきながら話す。レピドは彼女を落ち着かせようとするが、フラヴィアは幻影が実現すると予言することしかできない。稲妻が凱旋門の一部を破壊した時、シッラの副官カトゥルスの娘チェリアが登場する。 
 チェリアは騎士クラウディオ(クラウディウス)と再会する。二人は愛し合っているが、彼女は自分自身の感情をまだ認めていなかった 。チェリアは、シッラの敵クラウディオがシッラによって倒された故マリウスの肖像を持っているのを見て、怒る。 彼らは言い争う。だが、ひとりになると、チェリアは、クラウディオへの愛を告白する。
 場面は変わって、庭園になり、クラウディオとシッラがいる。チェリアは身を潜めている。クラウディオは、長らく廃止されてきた政治体制を復活させる独裁政治に対するシッラの権利に、大胆にも異を唱える。恐怖を感じたチェリアは、 シッラをなだめようとするが、シッラはクラウディオに脅かされ、怒りのあまり荒れ狂う。

【第2幕】
 田舎にあるシベール(ギリシャ神話の女神キュベレー)の神殿には、多くの人々が亡命して来て、祈っている。フラヴィアの美しさに欲望を掻き立てられたシッラは、彼女に言い寄るが、きっぱりと断られる。失望したシッラは眠りに慰めを得ようとする。神が現れ、権力を強化するためにローマを恐怖で支配させるよう要求する。総督は、眠りから覚めると、すぐに神殿で祈りを捧げている亡命者たちを皆殺しにするよう手下に命令する。恐怖にとらわれたレピドが来て、この不敬で残忍な行為の説明を要求する。シッラは、傲慢にも自分が好きなようにできることをレピドに思い出させる。そして、その証明として、レピドの妻を自分に譲るよう命令する。
 シッラが去ると、レピドはフラヴィアに会う。彼は、妻に陣営から遠ざかるようにというシッラの命令を伝えた。彼らは、涙にくれるクラウディオとチェリアを舞台に残して去る。チェリアは、怒りに燃えるクラウディオに、シッラの好色さが苦悩の原因であり、彼女は絶対にクラウディオを愛していることを知らせる。メテッラとシッラが舞台に登場する。シッラは、妻に一度も視線を向けることなく、チェリアに新しく言いよる。メテッラの激しい非難に怒ったシッラは出て行く。舞台が変わり、レピドの宮殿が現れる。そこでシッラは、ふたたびフラヴィアを誘惑しようと試みるが、レピドによって反対される。シッラは、兵士たちに二人を逮捕するよう命じる。
 チェリアとクラウディオの愛を祝う宴は、怒ったシッラによって中断される。シッラは、クラウディオを牢獄に入れさせ、チェリアを自分の部屋に閉じ込める。シッラは、メテッラの腹心スカブロを呼び、クラウディオとレピドの暗殺を準備するよう命じる。夫の行為に激怒したメテッラは、スカブロに助けてくれるよう説得する。スカブロは、シッラのところに血まみれの衣服を持っていき、レピドのものだと思わせる。一方メテッラは、シッラに対する反乱が進んでいると知らせに来る。

【第3幕】
 メテッラの居室に通じる廊下。レピドは、自分を救ってくれたことに感謝する。だがメテッラは、夫を殺そうと脅かしたと責める。スカブロは、シッラが使命を果たすためにローマを離れると予告する手紙をメテッラに届ける。シッラは、シチリアに彼を導く責務について熟考するが、その一方でチェリアとフラヴィアを追い求める方を好んでいたようである。出発の前にシッラは、クラウディオの死を告げて、最後にチェリアを誘惑しようとするが、失敗する。この若い女性が感じていた苦悩は、まもなくして恋人が姿を表した時に解消する。
 シッラは、死を待っているフラヴィアの独房に行く。総督は彼女に言い寄るが、またもや拒絶される。怒ったシッラは、血まみれになったレピドの衣服を彼女の足元に投げる。スカブロが牢獄にレピドを連れて来る。彼は妻と再会を喜ぶ。川岸で、メテッラとシッラは、船に乗る前に互いに愛の言葉を交わす。メテッラは、シッラの船が、激しい嵐に揺さぶられ、沈没するのを見る。提督は、妻が救ってくれる岩のところまで泳いでいく。
 ローマでは、レピドとクラウディオが、自由を求める声を聞かせている。雲が降りて来て、その中から栄光に輝く軍神マルスが姿を現わす。皆が跪いている間に、メテッラとシッラがその場に到着する。シッラも膝をつき、皆に自分の肩書を断念し、妻と一緒に引退する意思を告げる

お問い合わせ

神奈川県立音楽堂  045-263-2567

主催

神奈川県立音楽堂[公益財団法人神奈川芸術文化財団]

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