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2012年12月 アーカイブ

2012年12月27日

ごあいさつ

音楽堂の2012年最後の開館日となった12日27日(木)、慶応義塾高等学校吹奏学部第24回定期演奏会が行われ、若々しい演奏が木のホールいっぱいに響いていました。

今年も多くのコンサートに恵まれ、多くの演奏家やお客様とめぐり会えましたこと、
心から感謝しております。
2012年を少し振り返りますと…

1月「ニューイヤー・コンサート 日本の音でお正月!」
4月「クラシックな休日を♪ in 音楽堂」
5月古楽アンサンブル「ル・ポエム・アルモニーク」
6月「前橋汀子ヴァイオリン・リサイタル」「ブルネロ&サイ デュオ・コンサート」
7月「ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊」
8月「マエストロ聖響の夏休みオーケストラ!」
10月神奈川国際芸術フェスティバル「音楽堂で聴く聲明」「世界の音楽-韓国音楽の魅力」
12月「音楽堂建築見学会vol.3」「第47回クリスマス音楽会『メサイア』演奏会」

この他、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の「聖響音楽堂シリーズ」をはじめ、合唱連盟、芸術舞踊協会、音楽堂おかあさんコーラス等県内団体による公演、発表、コンクールを共催いたしました。

県内を中心としたさまざまな団体・学校のみなさまにも、本当に数多くご利用いただきました。
おかげさまで、音楽堂は今年もたくさんの笑顔と拍手、さまざまな音楽の思い出を刻み、こうして年の瀬を迎えております。
改めて心より御礼を申し上げます。

年が明けると1月19日のニューイヤー・コンサート「中国の音でお正月!」を皮切りに、
2月「建築見学会vol.4」、3月「波多野睦美 朝のコンサート」と続きます。
音楽堂は開館59年目。いよいよ「60周年」への助走が始まります…。

古い施設ゆえの不具合や制約もある音楽堂ではございますが、これまでの皆さまのご愛顧とご支援にお応えすべく、
来年も心を込めたホール運営と、魅力的で多彩な公演実施に努めて参ります。

どうぞ引き続き、木のホール・音楽堂をお引き立てくださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。

では皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
新しい年も素晴らしい音楽とたくさん出会えますように!!

神奈川県立音楽堂 館長 伊藤由貴子

2012年12月20日

姜建華さんの演奏がご覧になれます!

音楽堂ニューイヤー・コンサート「中国の音でお正月!」では、世界的な二胡奏者、姜建華とその仲間たちが奏でる、新年にふさわしい優雅な音楽をお楽しみいただきます。

近くて遠い国、中国。中国の伝統的な音楽に触れたことがない方も多いのではないでしょうか?今回ご出演される二胡の名手・姜建華さんが「二泉映月」(音楽堂でも演奏されます!)を演奏されている映像をご紹介いたします。下記のアドレスをクリックしていただければ彼女の素晴らしい演奏をお聴きいただけます。どうぞお試しあれ!

           クリックはこちら

         ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.youtube.com/watch?v=AdO-r5tWZv0


演奏会には、日本のお正月の定番『春の海』を、姜建華さんの二胡と西陽子さんの箏の特別共演や、中国の獅子舞が登場しご来場のみなさまの厄を祓うという「お年玉」付きです。まさに「福を呼ぶ、新春ライブ」です!

演奏会は、2013年1月19日(土)午後2時開演です。
チケットのご予約は、チケットかながわ Tel: 045‐662‐8866(10:00~18:00/12月30日~1月4日休み)
インターネット http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/kaf_tc_top.html/?recommend=no-8

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2012年12月14日

今年度の締めくくり、「メサイア」終了しました!(^^♪

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 本番前の出来事 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪  

今回「メサイア」に参加してくれたのは、県立海老名高等学校と県立大和西高校の合唱部の皆さん。高校生たちは、11月に4回にわたって行われた神奈川県合唱連盟の松村理事長の熱血指導を受けて、本番に臨みました。その練習は面白かったです。
たとえば…。日本人は、英語の"R"、"L"や"Th"の発音が不得意。それなのに、"Hallelijah"(ハレルヤ)には、Lが多く入っているので発音が難しい。そこで松村先生から「ハリロヤと歌ってごらん」と高校生にアドバイス。何と皆の発音が確かにそれらしく聞こえ、しかも発声も一段とカッコよくなりました。
このほかにも松村先生から雨あられと指導が入りましたが、高校生たちは、“あっと”言う間に問題点を修正してくれました。う~ん。凄いぞ皆!身近で高校生たちの上達ぶりを目の当たりにして嬉しくなった羊でした。
2回目の合唱練習からは、練習のサポーターとして洗足学園音楽大学で声楽を学ぶ大学生と大学院生に参加していただきました。専門的な声楽を学んでいる先輩たちの声を身近にして、生徒たちもその歌声に引っ張られるようにレベルが上がって行きました。(涙)
しかし...リハーサルの日。オーケストラ演奏で歌うのは初めての生徒たち(これまでの音楽室でのピアノ伴奏とは勝手が違ったのかな?)、神奈川合唱連盟の大合唱団(総勢180名!)に圧倒されたのか、身体もかかたく(お顔も硬直してたなぁ~)、練習の時と比べて声が伸びませんでした...。合唱部顧問の先生方も心配顔(羊も心配)。明日は本番だよ!がんばれ高校生~~~


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 第46回クリスマス演奏会「メサイア」スタート!♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 

今年度も沢山のお客様にご来場いただき、大盛況。主催者としてお礼申し上げます。ありがとうございました!

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音楽堂の「メサイア」と言えば、指揮の小泉ひろし先生。今年も「メサイア」を愛してやまない先生の愛情が満ち溢れている演奏でした。音楽堂のメサイア演奏会もあと2年で第50回、つまり半世紀を迎えます。これからもどうぞよろしくおねがいいたします。
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今年のソリストは、村元夏彩さん(ソプラノ)、上杉清仁さん(カウンターテナー)、中嶋克彦さん(テノール)と星野聡さん(バリトン)でした。神奈川県合唱連盟の合唱団と県立海老名高等学校と県立大和西高等学校合唱部の皆さんも、素晴らしい歌声をご披露くださいました。皆さん、本当にお疲れさまでした!これで音楽堂も年を越せそうです!(笑)

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撮影:青柳聡

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪  

今回の演奏会で印象的だったのが、リハーサル時はガチガチだった高校生たちが、本番で実に生き生きと「ハレルヤ」と「終曲」を歌ってくれたことです。終演後の高校生たちの満面の笑顔を見て、「メサイア」での合唱体験が、これからの人生にとって音楽とかかわる"原石"となったら嬉しいな、と思いました。月面に降りたったアームストロング船長の言葉にもありますが、「この小さな一歩」が次の「大きな一歩」となるよう音楽堂スタッフ一同願っております。お疲れさまでした!

あっという間に12月も半ばを過ぎてしまいました。 今年も、いろいろな出来事があり、 いろいろな方々にお世話になりました。メサイア終曲の「アーメン・コーラス」を一番後の客席から聴きながら、昨年と同じく、皆さまが迎える新しい年が輝ける未来への第一歩であることを心よりお祈りさせていただきました(飛ぶ羊)

“May God bless you and your family during this season of peace and harmony, and may your hearts be filled with warmth and love by the miracle and celebration of the New Year!”

From Das Fliegende Schaf

音楽堂建築見学会Vol.3

12月に突入してからシベリアあたりに停滞していた寒冷前線がここ日本に上陸!「音楽堂ほぼ毎日日記」をご愛読されている皆様(いらっしゃるのかしら?)、いかがお過ごしでしょうか?ウールを身にまとっている私(羊)でも早朝音楽堂に出勤するがのつらい日々になってきましたぁ~。風邪引きそう...。

さて、お客様に大変好評でした「音楽堂建築見学会 Vol.2」に引き続き、Vol.3 が12月5日(水)に行なわれました。今回も、建築探偵・藤森教授にお越しいただき、建築家や専門家の自由な視点で、この日本で最も古い公共のコンサート専用ホールの歴史と建築の魅力を再発見していただきました!

今回も、14:00から14:45までは、ホワイエ、楽屋や舞台の一部を見学できる「見学コース」にパネル等を設置して、昭和29年から横浜の発展とともに歩んできた音楽堂の姿を紹介するとともに、25分と45分にはホール内で、音楽堂の天井裏(スノコ)や、ピンルーム、映写室を、スライドでご紹介(説明は伊藤館長)を行いました。近年作られたホールのスノコは鉄筋で出来ていますが、ここ音楽堂では、ほとんど木材を使用しているのです!なんとレトロなホールなのでしょうか...。羊たち職員も吃驚!

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15:00より本編開始!前半のプログラムは、 藤森教授のレクチャー「建築家はコンクリートをどう表現してきたか」の後、「打ち放しコンクリートの魅力」をテーマにゲストの京都工芸繊維大学大学院教授 石田潤一郎さんとの対談が行われました。
近年もデザイナーズ・マンション等で使われる打ち放しコンクリートの建築の表現ですが、その系譜はなかなか興味深いものがあります。
世界で最初に打ち放しコンクリートを使った建築をしたのは「コンクリートの父」と言われるオーギュスト・ペレですが、世界で二人目に打ち放しコンクリートを使ったのがアントニー・レイモンドで、それがなんと日本で行われたこと、そのレイモンドの弟子が音楽堂を設計した前川國男で、更にその前川事務所で育ったのが丹下健三であることなどなど、コンクリート打ち放しの系譜とそれにまつわる色々なエピソードをご紹介くださいました。
湯水のように出てくるエピソードの数々、先生方の対談の温度も急上昇!予定終了時間を30分もオーバーするほどの熱の入れようでした。

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撮影:青柳聡

休憩後は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団主席演奏者のチェリスト山本裕康さんとピアノニストの諸田由里子さんが登場。「♪木のホールの音響体験ミニ・コンサート」を行いました。

今回の試みとして、チェリストの山本さんに舞台上の色々な場所で演奏していただく、というのがありました。舞台の前方、後方、端のほう、客席通路の各所でバッハ「無伴奏チェロ組曲第1番」から1曲ずつ演奏していただき、聴き比べをしていただきました。演奏者ご本人に感想をうかがうと…「どの場所で弾いてもかわらぬクオリティーですね!」とにこやかにお答えくださいました。客席でお聴きになっていたお客様はいかがだったでしょうか?このほか、舞台上で、お客様に周りに座っていただいて聴く体験も。なかなか粋な計らいをしてくださいます。ありがとうございます!


体験後の演奏は、サン=サーンス「白鳥」、大橋晃一編曲「カッチーニのアヴェマリア」とダヴィド・ホッパー「ハンガリー狂詩曲」でした。どの曲の演奏も魅力的で、聴講のみなさまを魅了していました。山本さん、諸田さんありがとうございました!

(飛ぶ羊)

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ここで音楽堂からの公演紹介です!

次回は、2月26日(火)に音楽堂建築見学会Vol.4 が開催いたします!

レクチャーは、建築家・東京大学名誉教授の内藤廣さん。
対談は内藤廣さんとピアニスト仲道郁代さんです。
対談後の「♪木のホールの音響体験ミニコンサート」は、もちろん仲道郁代さん。
ピアノ蓋の開閉、演奏位置による音響の変化等楽しい「実験」を予定しております。
是非お越しください!

htmlhttp://www.kanagawa-ongakudo.com/event/event-44343.html

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2012年12月07日

勝田小学校に行って来ました!(^O^)/

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頭が一つ(当たり前かぁ~)しかない羊は色々なことを始めると、頭の中が発砲水のように"しゅわしゅわぁ~”としてしまい日記がかけなくなってしまいます。今回も1か月ほど"日記"を怠けておりました...失礼いたしました。
さて、今回羊が執筆する出来事は、横浜市立勝田小学校(11月27日、29日、30日)で3日間行われた雅楽器ワークショップのレポートです。どんなことが行われていたのでしょうかぁ~。興味津津ですねぇ~。

今回の雅楽器ワークショップは、横浜市立勝田小学校の音楽の先生の熱い、熱い、熱いリクエスト(羊はその熱気で火傷するくらいですた。あちち!)にほだされて、昨年に引き続く2度目の実施が実現しました。

プログラムの内容は、小学6年生の児童生徒の皆さんが、3日間通して雅楽古典曲「越殿楽(えてんらく)」の冒頭部分の演奏をお稽古し、最終日には保護者の前でその成果を発表、というもの。これはなかなかチャレンジなことです。

3日間のワークショップをご指導くださったのは篳篥(ひちりき)の演奏者・中村仁美さん、笙(しょう)の北村茉莉子さんとアシスタントの方です。お二人の丁寧な教え方で子供たちがみるみる上達していく姿をみて嬉しくなりました。


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篳篥(ひちり)のリード部分は、葦(あし。音が「悪し」につながるため“よし”と呼ぶそうです)でできています。吹く前に必ずお茶に浸しておく必要(カテキンの殺菌作用もあるのかなぁ~)があります。リード部分は乾燥が大敵。非常に繊細な楽器で、常にほどよい湿り気がないと思い通りの音が出ないそうです。とはいえ、中村先生曰く、ちゃんとした音を出すのに3年以上かかるそうです。小さな楽器ですが、大変奥が深い楽器なのですねぇ~と感じた羊であります。

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笙(しょう)は演奏前に温めないと音が出ないそうです。中にあるリードが金属でできていて、呼気で少しでも湿ると音が出ないからです。演奏前も演奏の合間にも、電気コンロの上で“くるり、くるり”と回し、笙の下の部分を均等に温めます。羊たちアシスタントも子供たちのワークショップの合間に笙7管を温めるお手伝いをしました。羊の手に伝わってくるじりじりとした熱さに耐えながら"くるり、くるり"と笙を回す...これがなかなか大変な作業。ワークショップが終了したあとも"くるり、くるり"と笙を温めて乾燥させてから楽器をしまいます。笙の奏者の大変さと古くから伝わる雅楽器の繊細さがよくわかりました。 

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鞨鼓(かっこ)は、雅楽の演奏でなくてはならない打楽器で、指揮者の役割をするそうです。今回小学校にご持参いただいた鞨鼓は、中村先生のご友人の手作りでした!驚き!本格的な雅楽の演奏で使用するカラフルな装飾は付いていませんが、子供たちの練習用(贅沢かもしれませんが...)として大活躍しました。


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ワークショップの最終日の発表会には、龍笛の名手・谷内信一さんが再度参加してくださいました。今回は、子供たちが「越殿楽(えてんらく)」を演奏するときの指揮役である鞨鼓の指導もしてくださいました。指揮者になった子はかなり緊張して練習しておりました...。

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さて、今回は、勝田小学校の先生のリクエストもあり、雅楽の装束を子供達の前で披露しました。装束を着たのは言い出しっぺの先生です。なかなかお似合い。音楽室に入室してきた子どもたちはみんな、ちょ~驚いていましたが、同僚の先生方の中には、ぷっと噴き出す方も。やはり、いつも着ている洋服から平安時代の衣装に変わるギャップに戸惑っていたようでした。(先生には、この格好で給食を召し上がっていただきました。LOVELY(笑))

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撮影:飛ぶ羊2号

3日間練習してきた子供達は頑張って「越殿楽」を演奏しました。発表会にご参加くださった保護者のみなさまも演奏に聴き入っていました。最後に講師の3人で「平調音取(ひょうじょうねとり)」「越殿楽(えてんらく)」「陪臚(ばいろ)」を演奏。身体に浸みわたるような音色が音楽室に響きました。一年ぶりに聞きましたが、演奏中は、平安時代に行われた演奏会の風景が浮かんでくるような感覚でした。本当に素晴らしいの一言です。


日本で生を受けながらこの国の伝統文化に触れることが極端に少ない今日この頃。短い時間ではあったけれども、いにしえから日本で継承されてきた伝統的な楽器に触れ、「越殿楽」の演奏を体験した勝田小学校の子供たち。楽器を通して我々日本人がもつアイデンティテーを感じてくれていたら嬉しいなあと思いました。演奏後の子供たちは、難しい古楽器演奏を終えた達成感で皆満面笑顔でした。それが一番嬉しかったかもしれません。皆頑張ったね!お疲れさま! 

今回は迷わずお家に帰れました...。(飛ぶ羊)


2012年12月04日

音楽堂建築見学会、明日開催!

「音楽堂建築見学会VOL3」を明日12月5日(水)に開催致します。

いつもコンサートでお越しいただくお客様、戦後モダニズム建築や前川國男の作品にご興味がある方、合唱コンクールやオーケストラの発表会で舞台に乗った思い出のある方…みなさま、遠足がてら音楽堂にいらっしゃいませんか?
ホール内の見学と建築の専門家によるレクチャー、そして「音響実験ミニ・コンサート」を通して、音楽堂の違った顔をご覧いただけるものと思います。

まず、開場時45分間のホール内見学。見どころは、オーケストラ・ピットや張出舞台、楽器倉庫、そして楽屋の壁に空いた「謎の窓」など。また今回は、通常ではご覧いただけない音楽堂の「スノコ」や、今は使われていない「映写機」等を写真でご覧いただきます。是非この機会に音楽堂通、建築通になってください!

レクチャーでは、ナビゲーターの藤森照信教授が「建築家はコンクリートをどう表現してきたか」をテーマにお話しくださいます。教授から送られてきた写真資料をちらと拝見するだけで、コンクリート表現の多彩さと面白さが伝わってきます。
ゲストの石田潤一郎教授もコンクリートの専門家。さて、どんなお話しをうかがえるのか?

そして、ミニ・コンサートには、神奈川フィル首席チェロ奏者の山本裕康さんが登場。客席に背を向けて演奏していただいたり、聴講者が舞台上に上がって演奏を聴く体験など、建築見学会でなければ絶対ありえない音響実験を致します。どうぞお楽しみに!

当日券もございますので、是非お越しください。
12月5日(水)14時開場(見学は14時45分まで)/15時開始
第3回音楽堂建築見学会

http://www.kanagawa-ongakudo.com/event/event-44066.html

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