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オルフェオ アーカイブ

2008年01月31日

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[フィナーレ]

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フィナーレ
オルフェオは、牧人やニンファたちの賛歌に送られ天に昇って行きます。
最後に謳われるモレスカは、私の大好きな曲です。
思わず涙…
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全員勢ぞろいのカーテンコール。
サークル左の赤いネクタイはスティーブ氏です。

撮影:青柳聡

長いようで短かった『オルフェオ』日記もこれにて終了。
本公演に関わった全ての方々にお礼申し上げます。
さーて!次は春のフェスティバルに向けてGo!です。(花)

2008年01月30日

「音楽堂でバロック音楽と出会おう!」後記

IMG_0436.jpg12月20日に音楽堂で行われた音楽堂でバロック音楽と出会おう!に来館してくれた小学生たちが感想文&絵を送ってくれました。








これらは、『オルフェオ』公演当日ホワイエに展示いたしました。
濱田さんの演奏する姿や、古楽器の特徴など…
子どもたちの鋭い観察力には脱帽です。(花)

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[躍動濱田芳通]

濱田さんの指揮は躍動的でした。その一部として4態を紹介します。
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撮影:青柳聡

2008年01月26日

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[第5幕]

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地上に戻り、永遠に妻を失ったことを嘆くオルフェオ。
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エウリディーチェ以外の女性は認めないオルフェオは、バッカンティたちによって八つ裂きにされてしまいます。
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屍となったオルフェオのもとに父であるアポロ神が現れ、彼に天上で不滅の命を与えることを告げます。
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賛歌に送られ、天に昇って行くオルフェオ…

撮影:青柳聡

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[第4幕]

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オルフェオの華麗な歌声に心を動かされた冥王の妻プロセルピナは、オルフェオがエウリディーチェを連れて地上に帰れる様、冥王プルトーネを説得します。
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冥王プルトーネは「地上に出るまで振り返らないこと」を条件に地上へ戻ることを認めます。
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しかし、不安に駆られたオルフェオは振り向いてしまい、エウリディーチェは消え去ってしまいます。

撮影:青柳聡

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[第3幕]

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希望に導かれ、三途の川の辺にたどり着いたオルフェオ。
上杉さんの声の美しさと言ったら!「希望」を与えてくれるのにぴったりでした。
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冥界の入り口の番人カロンテ。隣に光る目は、番犬ケルベロス。
「生ある者は渡せぬ」とオルフェオを拒みます。
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悲しみを歌うオルフェオ。
その歌声の素晴らしさに、カロンテは眠ってしまいます。
隙をついてオルフェオは、黄泉の国へ向かいます。

撮影:青柳聡

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[第2幕]

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幸せに溢れ、歌うオルフェオのもとに…
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忍び寄る不吉な予感…
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エウリディーチェの友人である使者シルヴィアが駆けつけ、一緒に花摘みをしているときエウリディーチェが毒蛇に噛まれて死んでしまったことを告げます。
彌勒さん圧巻!
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今までの幸せが一転し、嘆き悲しむ牧人とニンファ。
悲しみにくれるオルフェオは、妻を地上の世界につれ戻そうと黄泉の国へ行くことを決意します…

撮影:青柳聡

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[第1幕]

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オルフェオとエウリディーチェの婚礼を祝って
牧人やニンファたちが集い、愛の喜びを歌います。
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撮影:青柳聡

『オルフェオ』フォト・ギャラリー[プロローグ]

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(C)青柳聡
時はギリシャ神話の時代。音楽の精ムジカが現れ、物語の幕開けを告げます。

『オルフェオ』プレ・トーク

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(C)青柳聡
開演に先駆け、指揮者であり今回の音楽監督を務める濱田芳通氏と演出家の伊藤隆浩氏によるプレ・トークが行われました。
伊藤氏からはセットのコンセプトや「楽器を見せる」演出に至った経緯、『オルフェオ』にフルスコアが無いことなど、濱田氏からは古楽器のことなどのお話がありました。
予備知識なしで音楽だけに触れるのも良いと思いますが、プレ・トークを聞くとより一層理解が深まり公演を楽しんでいただくことが出来ると思います。
他のホールや公演でも行われるプレ・トーク。
折角ですから演奏者たちの生の声を聞いてみることをおススメします。(花)

hi-0028.jpgプレトーク終了後の1ベルは、客席から管楽器による生演奏でした。

2008年01月25日

『オルフェオ』公演舞台裏(衣装合わせ編)

今回『オルフェオ』の衣装デザインを担当したスティーヴ・アルメリーギ氏は、長年Teatro [email protected]でコスチューム・ディレクターをつとめた方。
スティーヴ氏の衣装は、『オルフェオ』の見どころの一つでもありました。
今日は、衣装合わせの様子をUPいたしますね。
かつらとメイクが無いので多少違和感はありますが…
%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AA.jpg%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%EF%BC%91.jpg%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%EF%BC%92.jpgオルフェオと
エウリディーチェ。
黄泉の国へ行ってからのエウリディーチェは、真珠色の衣装に変わります。







%E3%83%A0%E3%82%B8%E3%82%AB.jpg%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%8A.jpgムジカ & 冥王の妻プロセルピナ。
どちらの衣装も豪華で美しい!
%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8D.jpg冥王プルトーネ。青白いメイクに髭を付けるとかなりの迫力です。










%E4%BD%BF%E8%80%85.jpg%E5%B8%8C%E6%9C%9B.jpgカウンターテナーのお二人。
メイク付きをきちんとお見せできないのが残念…ゴージャス過ぎて、目が釘付けでした。
当初スティーブ氏は使者を演じるのが女性だと思い、男性の衣装デザインを送って来たのですが、演じるのが男性だと分かった時点で女性の衣装に変更となりました。






%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86.jpg私が注目していたカロンテの衣装。
残念ながら小田川さんに重さの感想を伺うのを忘れてしまいました…
本当に重かったんです。
肩こり大丈夫だったでしょうか?








RIMG0355.jpgRIMG0366.jpgRIMG0419.jpgRIMG0421.jpg











RIMG0429.jpgRIMG0431.jpgRIMG0460.jpg牧人の衣装は少しずつ違います。











RIMG0452.jpgRIMG0457.jpgニンファ(左)とバッカンティ(右)の衣装。
ニンファの衣装は、全員色が微妙に違ってとてもきれい。
あえて分かりにくい写真を選びましたが、バッカンティの衣装は妖艶なのでした。
メイクをしてオルフェオを八つ裂きにするシーンはかなりの迫力!

シンプルなセットだっただけに、これらの衣装が映えた舞台となったのは言うまでもありません。(花)

追伸:ゴージャスな衣装とかつらは既にイタリアに向かって旅立ちました。

『オルフェオ』公演舞台裏(カロンテのお面!)

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以前デザイン画が送られて来た際「コレで歌うのかしら?大変!」と、私が勝手に懸念していたカロンテのお面ですが




IMG_0392a.jpgこんな風になりました。
凄い!デザイン画と同じです。
しかも軽い!
口も大きく開いています。(笑)
小田川さん、これで歌います。
更に大変なのは、10キロはあるのではないかと思われる衣装です。
とにかくカロンテの衣装は重い!!!
片手では持ち上がりませんでした。(花)

2008年01月24日

『オルフェオ』公演舞台裏(オフショット編)

本番の舞台裏。使用人が椅子を引き
IMG_0482.jpgIMG_0499.jpgマントヴァの領主が座ります。











IMG_0500.jpg出番直前のムジカ。











IMG_0498.jpgと、ニンファ。











IMG_0495.jpgこれから婚礼で幸せのエウリディーチェ。











IMG_0502.jpg出番が終わったプルトーネ。
冥王なんて…優しい優しい小笠原さん。










IMG_0501.jpgアポロチェリー櫻田氏。
正式な記録写真は凛々しく。
こちらは笑顔いただきました。









IMG_0503.jpgエウリディーチェと希望は、お友達。







IMG_0504.jpgエウリディーチェの衣装は、冥界でのものです。残念ながら、物語では結ばれることはないのでした…
チラシのキャッチコピーは「愛は宿命を超えるか。」
超えません(泣)。(花)

『オルフェオ』公演舞台裏(G.P.編)

いよいよゲネプロです。
IMG_0437.jpgプロローグ。
音楽の精ムジカを演じる花井さんが登場。
物語の幕開けを告げます。





IMG_0438.jpgIMG_0439.jpg







第一幕
ニンファと牧人がオルフェオとエウリディーチェの婚礼を祝うシーン。
IMG_0440.jpgあぁ裏と表を行ったり来たりしていたもので・・・
私としたことが、ここで写真が途切れてしまいました・・・
ごめんなさい。
後日きちんとした写真でご報告させていただきますね。

スティーブの衣装が照明に映えて圧巻でした。(花)

『オルフェオ』公演舞台裏(舞台セット編)

公演終了まで秘密(^ ^;)だった舞台裏をアップしたいと思います。
まずは、舞台セット編。
IMG_0415.jpgIMG_0417.jpg舞台前方に張り出し舞台を仮設します。
並行して照明の仕込みも行われます。
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IMG_0424.jpgIMG_0425.jpgセットの全貌が見えてきました。





IMG_0426.jpg完成!







IMG_0427.jpgIMG_0428.jpg出演者目線で






岩山の頂上は、意外と高所。
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IMG_0431.jpg管楽器目線。







IMG_0433.jpgこれから出演者の皆さんが立ち位置などを確認します。
普段の音楽堂からは思い寄らない舞台の設営となりました。
感無量
G.P.編へつづく(花)


追伸:そして、逆の手順を経て何も無い舞台へと戻ったのでした。

2008年01月23日

『オルフェオ』公演ご満足いただけましたでしょうか…

『オルフェオ』公演はおかげさまで多くの方においでいただきました。
観客の皆様からいただいたアンケートの回答には
「普段聴くことのできない古楽器の音色を楽しめた」
「客席前列に領主をおいた演出が良かった」
「衣装が素晴らしかった」
「音楽堂のバロックオペラは毎回素晴らしい」
等々、宮廷でのオペラの上演という設定と舞台設営、衣装、演出、そして古楽器による演奏と古楽唱法にバロック・オペラの魅力をご堪能いただけたようです。
手前味噌ですが私どもスタッフも努力の甲斐があったかと感じております。
ありがとうございました。(竹)

2008年01月16日

H.P.とG.P.

「H.P」(ハー・ぺー)
ハウプト・プローべ(Hauptprobe)というリハーサル。
HPはドイツ語では本稽古とか、そんな意味だと思うのですが
オペラの世界では衣装をつけて舞台で行うリハーサルの事を指します。
本日は、そのH.P.です。

「G.P.」(ゲー・ぺー)
ゲネラルプローべ(Generalprobe)、略してゲネプロ。
こちらはH.P.より馴染みのある言葉でしょうか?
日本語にすると総練習。
衣装をつけ、休憩なども本番どおりの段取りで行う練習のことです。

ネタバレになるので、衣装もセットもお見せ出来ないのが残念…
すがすがしい歌声で聴かせる古楽声楽やアントネッロの演奏はもちろん
音楽堂では普段見られない舞台セットと、イタリアからの美しい衣装の数々。
聴きどころ、見どころ満載の『オルフェオ』です。(花)

%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%89%E3%81%84%E9%A7%85-3.JPGみなとみらい駅に掲示されているポスターです。










音楽堂バロックオペラ『オルフェオ』プロローグと5幕
1月19日(土)、20日(日)15:00 開演 (14:00開場)14:30プレトーク
S席 9,000円 A席 7,000円 B席 売切
学生席 2,000円(全席指定) 発売中

2008年01月14日

舞台セットの搬入が始まりました

IMG_0411.jpgIMG_0412.jpgトラック到着!
続々と大道具が搬入されています。


さて、一体どんなセットなのでしょう?
普段のクラシカルな音楽堂の舞台が、どの様に変身するのか?!
それは、当日のお楽しみにしたいと思います。
IMG_0413.jpg是非皆さん当日会場でお確かめください。
お待ちしております。(花)

音楽堂バロックオペラ『オルフェオ』プロローグと5幕
2008年 1月19日(土)、20日(日)15:00 開演
(14:00開場)14:30プレトーク
S席 9,000円 A席 7,000円 B席 売切
学生席 2,000円(全席指定) 発売中


キタローネ&バロック・ギター

IMG_0401.jpgIMG_0402.jpg

















来日したラファエル・ボナヴィータ氏も参加してのオーケストラ練習が始まりました。
キタローネは今まで写真でしか馴染みが無かったので…
予想以上に大きくて驚きました。
今日は、これからスタジオで通し稽古です。(花)


2008年01月09日

イタリアより『オルフェオ』衣装届きました

IMG_0383.JPGダンボールに入った衣装が続々と届いています。





IMG_0386.JPGこれは一体何だ!?








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生地の重厚さと発色の美しさはさすがイタリア!
さて、これから衣装合わせです。(花)

2008年01月08日

『オルフェオ』立ち稽古始まりました

%E7%AB%8B%E3%81%A1%E7%A8%BD%E5%8F%A4.jpg張り出し舞台もセットして、いよいよ立ち稽古がはじまりました。
まずは、ニンファと牧人の華やかなシーンから。
歌手の皆さん、音楽堂の響きはいかがですか?


ito.jpg演出家の伊藤さん
客席の真ん中から全体を見渡し、指示を出して行きます。
予想通り?稽古は押しております…
夜は長い(笑) (花)

楽器を見せる―オーケストラをステージに

今回演出の伊藤隆浩さんが注目したのは、古楽器の形。
この古雅な形をお客様にも見ていただきたい!と
今回は、オーケストラもステージに上がります。
(もう何度も書いていますが)
IMG_0363.jpgいよいよ音楽堂の舞台を使って、伊藤さんのコンセプト説明です。
左手に写っているのは、オルフェオ役の春日さん。
オルフェオは息つく暇もない程出番が多い役なので、大変です。






IMG_0370.jpg舞台上にはビニールテープで位置が示してあるだけですが、歌手の方たちも大分イメージが湧いてきたでしょうか!?
さぁ!いよいよ立ち稽古です。(花)

古楽器いろいろ

松も明けぬうちから、オーケストラの練習が始まっています。
今日は、使用される古楽器をいくつかご紹介。
%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%B3.jpg古橋さんの奏でるファゴット(ドルチアン)











%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%97.jpg今回副音楽監督を務める西山まりえさん。
アルパ・ドッピア(バロック・ハープ)は、かなり小ぶりです。

















%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88.jpgなぜコルネットって曲がっているのかな?
















IMG_0349.jpgレガールの音は、カエルが踏み潰された様な…
なんていったら怒られるかしら?

今回の公演では、オーケストラも皆ステージに上がります。
古楽器の形と音にも是非ご注目ください。(花)

カロンテの衣装です

CAROTE.jpg「希望」に導かれ、三途の川の畔にたどり着いたオルフェオですが、渡し守のカロンテに「生ある者は通せぬ」と阻まれます。
悲しみを歌うオルフェオ。
しかし、その声の素晴らしさにいつしかカロンテは眠ってしまいます。
オルフェオはその隙に三途の川を渡り、黄泉の国へ向かいます。 
今回カロンテを演じるのは、小田川哲也さんです。
この仮面どうなるのでしょうか?
そのままだとしたら!?
歌い難いだけじゃなくて、顔も見えませんよねぇ。
実際に出来上がるのが楽しみ?!です。(花)

※衣装デザインは、現段階でのラフスケッチです。
当日までに変更の可能性がございます。ご了承ください。

2007年12月29日

そして、稽古は続く…

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歌手を待ち受ける楽器たち。
IMG_0261.jpg










これから通し稽古です。

残念ながら稽古中の写真は無いのですが、濱田さんの指揮白熱!
一見一聴の価値大有りのバロックROCKです。
是非1月19、20日は音楽堂へお出かけください。

4月より始めた日記ですが、なかなか更新もままならずタイトル負けしていますが…
来年も音楽堂気まぐれ?日記の更新頑張りたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。

皆さま良いお年をお迎えください。(花)

2007年12月20日

音楽堂でバロック音楽と出会おう!小学生のための体験プログラム

今日は、音楽堂近隣小学校の4年と5年の生徒たち120名に、バロック音楽を体験してもらいました。
その前に…
バロックには遠く及びませんが、まずは築53年目の音楽堂を見学です!
IMG_0119a.jpgIMG_0124.jpg音楽堂には建設当時の映像が残っています。もちろんモノクロですし、フィルム映像です。
手押し車で土を運んだり、手作業で地面を掘ったり…
大人の私でさえ「こんな時代だったんだぁ」と思うのですから、小学生から見たら「何の映像だか分からない」ことでしょう。
IMG_0129.jpg普段は客席の下に眠っているオーケストラピット。そう、音楽堂にもオケピがあるんですよ!ずっと開かれることの無かったオーケストラピットですが、2005年にオペラ「美しい水車小屋の娘」を上演した際、28年振りに使われたのでした。今日は、そのオーケストラピットも見学です。
IMG_0118.jpg覗くとこんな感じ。「オーケストラがここで演奏しまーす」とは言ったものの…
この中に小さくまるまってオケの人たちが演奏するとは思ってないよね?
勘違いしちゃってたらごめんなさい。この蓋が全部開くんですよー!
見学が終わったあと、皆にステージに上がってもらい、濱田さん、石川さん、西山さんに古楽器での演奏とレクチャーをお願いしました。
IMG_0135.jpg普段音楽の授業で使っているリコーダーでの演奏を聴いて、自分たちが吹く音と全然違ってびっくりしたのでは?
どんな感想を持ったんだろう…






IMG_0140.jpgコルネット、ビオラ・ダ・ガンバ、バロックハープなどのやさしい音を聴いてもらった後は、質問コーナー。
みんな気遅れすることなく質問が次々と出てきました。
そして、実際にハープやチェンバロなど、古楽器の繊細な音を体験してもらいました。

楽しんでもらえたかな?
少しでも音を楽しんでもらえたら、私たちも嬉しい!
また音楽堂に遊びに来てくださいね。(花)

2007年12月06日

「オルフェオ」‐「希望」の衣装です

SPERANZA.jpg幸せ溢れるオルフェオの元に「使者」が駆けつけ、エウリディーチェが毒蛇に噛まれて死んだことを告げます。
悲しみにくれるオルフェオは、妻のいる黄泉の国に行き、地獄の王に妻を返してくれるよう直訴しようとします。そのオルフェオとともに冥界の入り口を目指すのが「希望」です。
女性が演じることも多い役ですが、今回はカウンターテナーの上杉清仁さんが演じます。
上杉さんは過去音楽堂で行われた「メサイア」公演に何度かご出演頂いているのですが、その声はまさに「綺麗」であることは特筆!
普段の話し声まで綺麗なのです。
是非是非皆さんにも聴いていただきたいと思います。(花)


※衣装デザインは、現段階でのラフスケッチです。
当日までに変更の可能性がございます。ご了承ください。

2007年12月01日

ニンファの衣装です

NINFE.jpgニンファとは、ギリシャ神話に登場する樹木・山野・川・泉などの精のことです。
歌と踊りを好む美しい乙女の姿で現れます。
今回は、太宰陽子さん、藤沢エリカさん、岡庭弥生さん、伊藤英子さん、高山由美さん、千葉真智子さん、今井典子さん、堀万里絵さんが演じます。
かわいいニンファたちの歌声が楽しみです。(花)

※衣装デザインは、現段階でのラフスケッチです。
当日までに変更の可能性がございます。ご了承ください。

2007年11月27日

「オルフェオ」牧人の衣装です

PASTORI.jpg第1幕
これから訪れる悲しみも試練も知らない幸せなシーン。
オルフェオとエウリディーチェの婚礼を祝い、歌って踊っているのが牧人(&ニンファ)です。
今回の公演では、櫻田亮さん、上杉清仁さん、谷口洋介さん、根岸一郎さん、石井賢さんが牧人を務めます。
頭は葉っぱでしょうか?
森の妖精みたいな感じですね。(花)

※衣装デザインは、現段階でのラフスケッチです。
当日までに変更の可能性がございます。ご了承ください。


2007年11月22日

メイキング・オブ・「オルフェオ」舞台セット打ち合わせ2

先週図面で打ち合せをした「オルフェオ」の舞台セット。
具体的にイメージするために、立体模型が出来上がりました。
DSCN1627-a.jpg今日はこの模型を元に、音楽監督であり指揮者の濱田芳通さん(左)と演出の伊藤隆浩さん(右)が、それぞれの立場で舞台セットを確認しあいます。
今回の公演、演奏はすべて400年前当時を髣髴させるピリオド楽器群と古楽声楽でおこないます。
ピリオド楽器群の古雅な形は、普段オーケストラのコンサートを聴きに行かれている方々の目にもユニークに映るのではないでしょうか?
そこで、伊藤さんが注目したのは「楽器の形を見せる」演出。
今回オーケストラはピットの中に入るのでは無く、舞台上に全員乗ります。

楽器の並びや、指揮者の位置など・・・
実際のセットが出来上がるのはまだ先ですが、音楽的要素を踏まえながら今日の打ち合せでかなり様子が見えてきました。(花)

2007年11月16日

メイキング・オブ・「オルフェオ」-11月15日

IMG_9529.jpgこの日、音楽監督であり指揮者の濱田芳通さんはご自宅で「月刊ぶらあぼ」の取材を。
(このインタビューは、12月18日に発行される1月号に掲載予定です。)








IMG_9530.jpgIMG_9531.jpgそして、演出の伊藤隆浩さんとスタッフは、実際の音楽堂の舞台設備と客席を確認しながら技術的な打ち合わせ。

本番まであと2ヶ月。
時間がいくらあっても足らないようで
まだまだ先が見えませんが、とにかく走り続けなければ…
スタッフ一同頑張っております。(花)

2007年11月14日

メイキング・オブ・「オルフェオ」-舞台セット打ち合わせ

DSCN1617-a.jpg音楽専用ホールとして開館した音楽堂は、音響に優れているとの評価を受けていますが、演奏会メインで設計されているので、演劇やバレエを上演する上で舞台袖が狭いのはネックかもしれません。
オペラを上演するにあたっても然り。
大幅な舞台転換は出来ません。

この日は、演出の伊藤隆浩さん(左)、舞台監督、制作スタッフで舞台セットの打ち合わせを行いました。
限られたスペースの中で、オルフェオとエウリディーチェの幸せな婚礼、三途の川、冥界などを表わさなければなりません。
伊藤さんのアイディアを具体的に実現可能にするために、技術的に何が必要なのか。出来ないことは何なのか…話し合いは尽きません。
次回の打ち合わせでは、この図面が立体化されてくることでしょう。
来週が楽しみです。(花)

2007年11月13日

エウリディーチェの衣装です!

EURIDICE.jpgオルフェオとエウリディーチェは結婚したばかり。幸せに満ちた二人なのに…エウリディーチェは花摘みをしている時、野原に潜む毒蛇にかまれて命を落としてしまいます。
そんなエウリディーチェの衣装は、野原で幸せな様子の時はピンク。黄泉の国へ行ってからは白。と、なるようです。
先日、エウリディーチェを演じる高山潤子さんにお会いしたのですが、とても小柄でかわいい女性でした。
高山さんを追って、春日さんは冥王のところへ行きます!?
果たして、愛は宿命を超えるか???(花) 

※衣装デザインは、現段階でのラフスケッチです。
当日までに変更の可能性がございます。ご了承ください。            

2007年11月09日

オルフェオの衣装デザインが届きました!

ORFEO.jpg「オペラ オルフェオ」の衣装デザインを担当するスティーブ・アルメリーギ氏は、前回音楽堂で行われたオペラ「バヤゼット」(ヴィヴァルディ作)でも衣装デザインを手掛け、好評を博しています。
先日、アルメリーギ氏より出演者の衣装デザインが送られてきましたので、少しずつ、もったいぶって(笑)公開させていただきますね。

今回は、主役オルフェオのデザインです。
端に小さくRossoと書いてあったので、緋色なのかな?
(アルメリーギ氏は、イタリアの方です。)
これに竪琴を持つことになるのだと思います。
モンテヴェルディの音楽と音楽堂の雰囲気に合った、とても素敵なデザインだと思いませんか?
早く春日保人さんが着て歌っているところを見たいです。(花)

※衣装デザインは、現段階でのラフスケッチです。
当日までに変更の可能性がございます。ご了承ください。

2007年10月30日

演出家伊藤さんの語る オペラ「オルフェオ」

IMG_8797.jpg◆400年前の音楽のどんな点が魅力ですか?
モンテヴェルディの時代は、言葉と音楽が結びつくひとつの方法が確立してきた時代だと思う。それまでも器楽と歌は勿論あったけど、ルネサンスの頃から文学と音楽が合わさることが始まりだした。教会音楽はポリフォニーで言葉が聞き取りにくかったのが、モノディーによって言葉がわかるようになってきた。吟遊詩人らが言葉を繰り返し語るようになったことも関係していると思う。
それまでは音楽が「神の声」で、雰囲気を作れれば言葉ははっきりしなくて良かったのから、こんどは言葉が聞き取れるようになることを、人間が求めたんだね。
音楽がそういうふうに成熟すると、言葉って意味を持っているので、それを視覚化する人が出てくる。それがモンテヴェルディの時代にぴったり重なったんだね。

日本も一緒だよね。1600年は関が原の戦いで、戦国時代は終わって安定してくるに従って歌舞伎なんかが出てくる。ヨーロッパでは、魔術的な混沌の時代がルネサンスによって整理され落ち着いてきたときに、舞台芸術のスタートが切られた。

◆どんな演出になるでしょうか?
演出家としては、おしゃれな作品だと思う。モーツァルトもそうなんだけど、新しいことをやろうと、卵の殻を割ろうとしている作品だと思う。モンテヴェルディは、当時のアバンギャルドで、周囲にもすごい批判された。でもそこまでしても表現したいことがあったってことだよね。時代の要請でそうなった面もあると思う。

モンテヴェルディは文学的な素養があったんだと思う。だから台本を読み込んで聴覚化できたし、それと同時に視覚化もしている。楽譜には、この楽器はお客さんから見えないところで演奏しろとか指示があったり、楽器を使い分けることも書き込んである。もしかしたら聞かせながら、見せることも考えて音楽を書いた最初の作曲家かも。だからこれが最初の「オペラ」といわれるんじゃないかな。そういう意味では演出家のご先祖様みたいなところもある。

その時代の音楽を楽しむことを妨げない、それをサポートする視覚…それが今回の演出になると思う。だから楽器も見て欲しいし、勿論その音色も楽しんで欲しいし、それから歌ではイタリア語の言葉が生み出す音楽、言葉のリズム感とかを感じて欲しい。舞台は「17世紀の宮廷貴族たちが芝居を演じて楽しむ」という趣向。イタリアで製作する衣裳も楽しみながら、当時の雰囲気を想像して、貴族の気分でご覧ください。

(2007年10月9日(火)17時 鷹羽スタジオにて 聞き手:神奈川県立音楽堂)

2007年10月25日

指揮者濱田さんの語る オペラ「オルフェオ」

先日「オルフェオ」スタッフミーティングの後、音楽監督であり指揮の濱田芳通さんにお話を伺ってきました。
IMG_9000.jpg
◆400年前の音楽のどんな点が魅力ですか?
日本の音楽もその他の民族音楽もグレゴリオ聖歌も、もともとひとつの旋律しかなかった。
それをモノフォニーといいます。それを重ねてみたのがポリフォニー。
ポリフォニーが複雑になりすぎてしまったので、ひとつの旋律と伴奏というスタイルであるホモフォニ(モノディー)がこの時代に生まれてきて、今でも続いているわけです。
そいう偉大な様式が誕生した瞬間のパワーがこの時代の音楽にはあります。
それから、その前の時代を引き継いで、旋法で書かれていること。
例えば皆さんがパッフェルベルの『カノン』とかがいい曲だなぁと思うのは、全部旋法がいいんですよ。暗い曲なのか明るい曲なのか決まらずに、和音ごとに暗い明るいが出てくるので、そこで感情の揺れというのが出てくるわけです。
グリーンスリーヴスとか、アイルランド系の曲などもそうですね。
短調や長調がはっきりしていなくて、なんとなく物悲しいような薄ら笑いのような、情感に直接訴えるようなところがある。
音楽の作り方という点で、この二つが同時にあわさって、特徴的で、一種独特の味わいがでてくるのです。
もう一つ興味深いのは、モンテヴェルディの時代は、まだ魔女とか、超能力者が仕事をしていた時代で、音楽も非常にダイレクトに天国とつながっていた。非常にスピリチュアルな感じが、音楽からすごく感じられます。

◆今回はどんな演奏にしたいですか?
僕は芸術をやっている以上は、今までと違ったことをやることが必要だと思うので、いいものは継承しつつ、新しい解釈でやりたい。
普段古楽でやられているよりは「歌的」で。
ちょっと民族音楽からも取り入れたりして、通奏低音も自由が任されているので、ジャズの方がコードから展開させるみたいに、僕が本当だと感じられるものをやりたい。
1607年を超えるオルフェオをやる。モンテヴェルディの譜面をそのとおりやったら彼は怒るでしょうからね!

いわゆる古典の再現ではなく。
2007年に生きている僕らがやるオルフェオを是非、ご覧ください。
(2007年10月9日(火)17時 鷹羽スタジオにて 聞き手:神奈川県立音楽堂)

2007年10月16日

オルフェオスタッフ顔会わせ

先日オルフェオの打ち合わせのため、音楽監督であり指揮者の濱田さん、演出家の伊藤さん、舞台監督、制作スタッフが全員顔を揃えました。
場所は、貸しスタジオもある濱田さんのご自宅IMG_8814.jpg








IMG_8816.jpgIMG_8824.jpg演出家の伊藤さんは、スタジオにメジャーを置き舞台の大きさをイメージし、濱田さんに確認しながら技術監督と舞台セットのイメージを話し会っていました。








IMG_8744.jpg私の個人的な印象としては…

静の濱田さんと









IMG_9058.jpg動の伊藤さん



IMG_9022.jpg



打ち合わせ終了後には、お二人のインタビューもさせて頂きました。

お二人のお話は、追々このblogでUPさせて頂きます。
乞うご期待!(花)

2007年10月05日

古楽の魅力

オペラ『オルフェオ』では、日本における数少ないルネッサンス・初期バロック演奏のスペシャリストで、海外での『オルフェオ』上演経験も豊富な濱田芳通が統括します。
管弦楽は、濱田氏の主宰する古楽アンサンブル「アントネッロ」。
“古楽界に旋風を巻き起こす”と評される彼らが、バロック時代の即興性と躍動感、そしてカンタービレを、古雅な楽器でみずみずしく奏でます。

%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8D.jpg こちらは名前がかわいい?キタローネ
低音の撥弦楽器らしいのですが、実は、私も意識してキタローネの音を聴いたことがありません。








%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88.jpg そして、こちらはコルネット。
今回の公演の音楽監督であり指揮者の濱田氏は、このコルネット奏者でもあります。

400年前の個性豊かな形と古雅な音色の楽器群はすべてハンドメイド。
それらが奏でる音楽は、人間らしい親密さと、ライブで磨かれた即興性に彩られて
まさにスローフードの豊かさを醸し出します。

木のホールで聴く古楽器の響き。
バロックオペラの「音楽の素晴らしさ」を充分堪能していただけると思います。(花)



音楽堂バロックオペラ 『オルフェオ』 プロローグと5幕
2008年 1月19日(土)、20日(日)15:00 開演(14:00開場)14:30プレトーク
S席 9,000円 A席 7,000円 B席 5,000円 学生席 2,000円(全席指定) 発売中

2007年10月04日

オペラ、誕生!

1月に音楽堂で行われます オペラ『オルフェオ』 は
今から400年前の1607年、北イタリアのマントヴァ宮殿で初演されました。

物語は…
神話の時代、ギリシア北部のトラキア地方。
トラキアの野で、結婚の喜びに浸るオルフェオと新妻のエウリディーチェ。
しかし、エウリディーチェは毒蛇にかまれて命を落としてしまう。
あまりの悲運にオルフェオは呆然となるが、やがて、妻を帰してくれるよう、冥界の王に嘆願しようと決心する。
「希望」に導かれて冥界の入り口にたどり着いたオルフェオは、三途の川の渡し守にさえぎられるが、音楽の力で彼を眠らせて川を渡る。
オルフェオの竪琴の音に感動した王は、エウリディーチェを帰すことにするが、そのためには地上に出るまで彼女を振り返ってはならないと、条件を付ける。
しかし、オルフェオは振り返ってしまい、彼女はたちまち消えうせてしまう。
独り地上に戻って嘆き悲しむオルフェオの前に、父アポロが現れ、地上の幸せははかないもの、真の幸せは天上でしか得られないと言って、オルフェオを天上に連れて行く。
と、言うストーリー。

愛する者の死を覆したいと願うのも、そのために勇気をふりしぼって黄泉の国へ向かうのも、愛の力があればこそ。
しかし、禁じられたのについ振り向いてしまうのも、愛ゆえの心の弱さ…。
私たちのいったい誰が、振り向かずに生還できるでしょう…?
イザナギ、イザナミの日本神話を連想させるオルフェオの物語は、今の私たちの中に生き続ける、普遍的な人間のドラマです。

イタリアの大作曲家モンテヴェルディは、当時の先端をいく情感豊かな音楽で、この普遍的なドラマをみごとに表現し、実質的な《オペラの誕生》を告げたのでした。

物悲しいストーリーとは裏腹に?音楽はとても美しく、また象徴的で一度聴いたら忘れられません。
私もふと気付くと口ずさんでいることが…
人類普遍の寓話を美しい音楽とともに、是非お楽しみください。(花)


音楽堂バロックオペラ『オルフェオ』プロローグと5幕
2008年 1月19日(土)、20日(日)15:00 開演(14:00開場)14:30プレトーク
S席 9,000円 A席 7,000円 B席 5,000円 学生席 2,000円(全席指定) 発売中

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