チラシ画像

諏訪羚子 Reiko Suwa

三ヶ尻正 Tadashi Mikajiri

原 雅巳 Masami Hara

上から樋口麻理子/横町あゆみ(ソプラノ)伊藤明子(チェンバロ) Mariko Higuchi, Ayumi Yokomachi (Sop), Akiko Itou (Cemb)

開館65周年記念 音楽堂室内オペラ・プロジェクト ヘンデル『シッラ』全3幕 日本初演 関連企画

【音楽堂主催】レクチャーコンサート(会場:横浜市民ギャラリー)
「ヘンデルと謎のオペラ『シッラ』~古代ローマの物語」

神奈川県立音楽堂×日本ヘンデル協会×横浜市民ギャラリー コラボレーション企画!

  • 日時 2020/1/8(水)14:00 開演
  • 会場 ホール
  • お問い
    合わせ
    神奈川県立音楽堂 業務課 045-263-2567(9:00~17:00 月曜休館)

2020年2月29日, 3月1日に音楽堂にて上演するヘンデルのオペラ『シッラ』は、紀元前2世紀のローマに実在した独裁者、ルキウス・コルネリウス・スッラの後半生を題材にした作品です。ドイツからイタリア修行を経てロンドンにやってきた若きヘンデルが1713年、28歳のときロンドンで作曲し、台本も音楽も充実した内容ですが、当時劇場で上演されたかどうかも定かではなく、現代のヨーロッパでも滅多に上演されない、謎に満ちた作品です。
今回、この作品をより深く、より楽しんでいただくためのレクチャーコンサートを開催。音楽はもちろん、台本、歴史とさまざまな視点からこの作品の魅力と謎に迫ります。もちろんオペラを観るのは初めて、という方にもお楽しみいただけます。ぜひお気軽にご参加ください。

会場は神奈川県立音楽堂のある紅葉ケ丘に連なる丘の上、横浜市民ギャラリー。これまでも様々なサロンコンサートが行われ、神奈川県立音楽堂との連携もすすんでいます。今回のレクチャーコンサートが行なわれるのは4階の広々とした美しいフローリング空間「アトリエ」です。チェンバロとソプラノの妙なる調べがのびのびと拡がり、休憩時間にはお茶を一杯。ゆったりとくつろいだ気持ちでいにしえの世界に思いを広げてください。


会場:横浜市民ギャラリー 4Fアトリエ 横浜市西区宮崎町26 -1 (桜木町駅から無料送迎バスあり。徒歩10分)
講師: 諏訪 羚子:「台本から見た『シッラ』」
       三ヶ尻 正:「歴史と政治の中の『シッラ』」
       原  雅已:「『シッラ』の音楽とその魅力」
出演: 樋口 麻理子(ソプラノ)   横町あゆみ(メゾソプラノ)  伊藤明子(チェンバロ)



料金: 2 ,0 0 0円(ドリンク付き・当日現金払い)
お申込: ongakudo_oubo@kanagawa-af.org に、お名前、参加人数、ご連絡先電話番号を記載の上お送りください。

神奈川県立音楽堂は12/28(土)~1/4(土)休館となります。誠に勝手ながら、お電話・HPお問合せフォームからのご返信の対応、お申込みメールへのご返信は12/28(土)~1/4(土)の期間はお休みさせていただきます。上記期間中にお申込み、お問合せフォームからのご質問をいただいた場合、1月5日(日)以降のご返信とさせていただきますので、予めご了承ください。

 

<開館65周年記念 音楽堂室内オペラ・プロジェクト ヘンデル『シッラ』全3幕 日本初演 関連企画>

マスタークラス「ヘンデル声楽作品の発音と様式を学ぶマスタークラス」2020年1月9日(木)  神奈川県立音楽堂

舞台美術ワークショップ「音楽と美術のつながり/音楽から生まれる美術」2020年02月16日(日) 黄金町高架下スタジオSite-D集会場

ヘンデル『シッラ』全3幕 ファビオ・ビオンディ指揮 エウローパ・ガランテ イタリア語上演/日本語字幕付 日本初演
2020年2月29日(土)3月1日(日)神奈川県立音楽堂

 

 

講師: 諏訪 羚子  三ヶ尻 正    原 雅已 出演: 樋口 麻理子(ソプラノ)  横町あゆみ(メゾソプラノ)  伊藤明子(チェンバロ)<講師> 諏訪 羚子  東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。東京都立立川短期大学、白梅学園短期大学講師を経て、現在日本ヘンデル協会運営委員。ヘンデルのオペラ台本に関心を持ち、同協会では、《パルテノペ》《フラーヴィオ》《デイダミーア》《アリオダンテ》などの対訳・字幕制作、台本解釈のほか、イタリア・バロック劇場についての講演も行なっている。共訳書に『作詩法の基本とイタリア・オペラの台本』(E.アリエンティ著、東京藝術大学出版会、2016)など。 三ヶ尻 正   東京大学英文科卒。ヘンデル研究・オラトリオ研究、声楽家の言語指導(英独羅)、対訳・字幕に従事。オペラ・オラトリオの政治史的解釈に関する執筆・講演で好評を博す。言語指導は桐朋学園大学、国立音楽大学大学院、新国立劇場オペラ研修所等で行なっている。著書・訳書に『メサイアハンドブック』、『ヘンデルが駆け抜けた時代』、『ヘンデル 創造のダイナミズム』(共訳)など。日本音楽学会、日本ヘンデル協会、日本イタリア古楽協会会員。 原  雅已   東京藝術大学卒業、同大学院独唱科修了。渡仏。オルレアン・コンセルヴァトワール、ジュネーヴ・コンセルヴァトワールを修了。声楽、バロック・ジェスチャー、朗唱法を学ぶ。帰国後、フランス・ルネッサンス、バロック音楽を中心に演奏活動を行う。日本ヘンデル協会ではバロック・ジェスチャーの講師を務め、主催公演では音楽監督および演出として監修を行う。これまでにオペラ《リナルド》《セルセ》《アリオダンテ》など十数作品を演出している。

チケット

当日券
当日券あり 2 ,0 0 0円(ドリンク付き・当日現金払い)
チケット料金
2 ,0 0 0円(ドリンク付き・当日現金払い)
主催 神奈川県立音楽堂[公益財団法人神奈川芸術文化財団]
助成
一般財団法人地域創造
朝日新聞文化財団
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会